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鈴木千沙

関わり方の選択肢を広げて人手を集めよう

NPO法人にとって関わってくれる人は貴重な存在ですよね。

しかし,関わり方に選択肢がないと人手が集まらなくなってしまうリスクがあります。

人の生き方は様々。そんな多様な人の生き方にあった選択肢を用意してはどうですか。


たとえば寄付を集めるとき1口いくらにするか

5000円寄付しようとした人がいるとします。

ところが1口3万円とのみ設定していたらどうでしょうか。

高いから寄付をしないと選択するかもしれません。

また,ボランティアは毎週○曜日○時とのみ決めていた場合参加できないと判断されたら関わりを持たなくなるかもしれません。

そこで関わりの選択肢を広めるのです。

NPO法人や任意団体の人手不足問題や高齢化の問題はよく聞くことです。

現役の人や学生にかかわってほしいという話も良く聞きます。

そこで多様なライフスタイルに合った関わり方を用意するとよいと思います。


私は国立市を訪問し,公務員や桜守りのボランティア当事者と関わり方について話し合ったことがあります。

みんなが一斉に同じところに集まり,同じことをするのは理想的かもしれません。

しかし,現実的ではありません。

働いている人もいます。

そこで集まれない人にもできることが提案できたらといった話が出ました。

花を植える集会に来れなければ宣伝をする活動をすればよい,

自宅でたい肥をつくってもよい

など。

働き方改革にも似た多様な関わり方を提案し,まとめていくことは難しいかもしれません。

しかし,関わりに選択肢が増えれば出会える人の数も増えると思います。

そしてもっとも人手がほしい活動に参加できる人を紹介してくれるかもしれません。



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