昨年度の会員が今年度は会費を払ってくれない,会費を払ってくれないので会員が定款の規定により自然消滅してしまう,さらには会員が10人を切りそうでNPO法人存続の危機といった問題は起きていないでしょうか。
会員を長く続けてもらうために会員とコミュニケーションをとってはどうでしょうか。
手間はかかりますがまずは会員継続の時などに一人一人に対して連絡をとってみてはいかがでしょうか。
1 会員になっていただいたら
会員にすぐにお礼の連絡をします。
2 年度がわりがあったら
会員一人ひとりに対して会員継続のお願いをしいます。
3 年度がかわっても会員を継続していただいたら
お礼の連絡をします。
4 会員が自らの意思で退会したら
今までの協力に対してお礼をします。
5 会員が亡くなった旨を遺族から連絡があったら
遺族にお礼とお悔みを伝えます。遺族に会員になるようには伝えることは場違いです。
6 会費滞納により会員の資格が喪失したら
資格喪失の旨を伝えます。また今までのお礼や連絡先を伝え再度会員になれることを伝えます。
7 自らの意思で退会したら
円満な退会の場合は今までのお礼を伝えます。また今までのお礼や連絡先を伝え再度会員になれることを伝えます。
円満でない退会の場合はおわびと説明をする必要があります。
その他にも会員になってよかったと思っていただくために会員限定の情報提供や,会員間で交流できるイベント,会員に事業の参加をお願いするなどして連帯感を醸成するといった特典を用意してもよいと思われます。
私の知っているNPO法人においては会員は無料でセミナーが受けられるという特典や会員が法人の事業として定められた行事に参加するといったことが行われています。
その法人は会員数が60名を超えています。
毎年開かれる社員総会も盛況で多様な意見が飛び交います。
会員は法人のファンのような存在です。会員の満足度をあげぜひ大切にしていただきたいものです。
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